フェイスローラーの注意点

フェイスローラーを使用する際には、フェイスマッサージ用のクリームでマッサージをしましょう。

鉱物油系の界面活性剤を含むクレンジングクリームでも、マッサージクリームの代用が出来ます。それに加え、化粧の汚れなどもしっかり落としてくれます。

ただし、本来マッサージ用のクリームではないので、洗い落としがあるとシミなどの原因となってしまいます。

間違ったフェイスマッサージを行うと肌を刺激することも危険もあるので、注意しましょう。

フェイスマッサージには、一般的には純正のスクワランオイルが良いとされているようです。マッサージを行う前に、化粧や油汚れはきれいに洗い落として充分によくすすぎ、肌の状態を整えてから行うようにしましょう。

汚れや洗顔料をもれなくすすぎおとしてから、熱いタオルなどを顔に乗せて毛穴を充分に緩ませてあげましょう。

マッサージ用のオイルは指の先にたくさんつけて、顔の中心から外側に広げて塗るようにしてオイルを顔全体に広げましょう。

オイルが顔全体に浸透したら準備完了です。フェイスマッサージを始めましょう。

フェイスローラーを使用し、筋肉に沿って螺旋状に刺激を与えていきます。

フェイシャルマッサージをする時のポイントは、目の周りや口元などの繊細な部分の皮膚は優しくマッサージし、小鼻まわりは普通の力でマッサージを施すということです。
あごや首周りなど、顔の隅々までマッサージをすると効果的です。

お肌の健康と美容のためには、週に1回程度のフェイスマッサージを心がけると良いとされています。

■やり過ぎには気をつけましょう

フェイスローラーを毎日の習慣として続ければ、リフトアップ効果でフェイスラインをシャープに引き締めることができると思います。そして、リンパと血行を促進するため、老廃物も流れてコリもほぐすことができ、肌全体の新陳代謝力が上がって肌に透明感が出てきます。

むくみやたるみの激しい方ほど即効的な効果は嬉しいものです。その結果、ついついやり過ぎてしまう方もいらっしゃるかもしれません。確かにフェイスローラーは外出先でもメイクの上からでも気軽にマッサージすることができます。しかし、長時間のマッサージや短いスパンで何度も繰り返すマッサージ、そしてマッサージの際の力の入れすぎには注意が必要です。肌に負担がかかってしまい、引き締めるどころかたるみの原因になってしまう可能性もあるのです。また、毎日使うものですから、フェイスローラー自体もきちんとケアして清潔に使用しましょう。ローラーが汚れていれば吹き出物やニキビの原因にもなってしまいます。ちなみに、すでに吹き出物やニキビがある肌には、あとが残ってしまう恐れがあるため不向きとされています。